2009年初秋 旧古河庭園、上野の森美術館 P3

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細かいことは気にしないで下さい(謎)

上中里駅へ歩き京浜東北線で上の駅まで、上野駅から歩いて上野公園へ行き、周辺の美術館、
博物館の催行情報を見てみると、東京国立博物館では皇室関係、国立西洋美術館ではローマ帝国関係、
上野の森美術館ではチベット関係の展示が、それぞれ行われていました。

ローマ帝国とチベットのどちらにするか悩みましたが、チベットの方にしました。
チベットからだと恐らく陸送は無理なので、やはり空輸しているんだと思いますが、
これって運ぶだけでも結構大変なお金と労力が掛かっているような...

写真撮影は当然のことながら不可なので、ここで文章を長そう...

上野の森美術館は、上野駅の動物園口を出て、パンダ橋の方へ行き、
公園内部へ向かって行くと、どこかにあります...

途中何かの展示を無料公開中ってやっていたので、そこに立ち寄り目の保養をして、
それから上野の森美術館へ向かいました。

入口には、展示物の写真を使用した大きな看板が掲げられていて、パッと見サーカス小屋のような印象でした。
入場券を購入していると、館内にはコインロッカー等はございません、大きな荷物は入口のクロークにお預けくださいと、
アナウンスがされていました。

入場券を購入して、大きな荷物を預けて、いざチベットの天空城へ。
中に入ると、順路と示された看板があり、順路に沿って進むと...

平日の昼間なのに意外と人がいるんだね...

老若男女、まあ若い男はそんなにいませんが、若い女性が多いのは、昨今の仏像人気によるものでしょうか。
入口には、チベットの成り立ちを示すあるものが展示されています。

ネタばれになるので、それが何かは伏せておくとして、奥へ進むと、そこには一風変わった仏像が置かれています。
どんな仏像なのかは伏せておくとして...

このまま進むと、何も書いていないのと同じになるので、書いておくと実際に見たくなるような内容だけ。

チベットは、特に中国とのつながりが深く、その影響が色濃く出ており、出土品には、
中国で造られ寄贈された仏像や仏具が数多く展示されています。

仏像の中で一番特徴的なものは、千手観音でしょうか。

日本でよく見かける千手観音は、千手とは言っても、あくまでも沢山の手という意味ですが、
チベットの仏像の中には、実際に千本の手を持つものがあります。

数えました...

すいません、うそです。

また、チベットの仏像や仏具には、ルビーやエメラルドなどの貴石がよく使われており、
特にトルコ石と珊瑚が目立ちます。

展示の最後にショップがあり、取り敢えず図録やポストカードやTシャツなどが売っているのですが、
その他に、ラピスやトルコ石などの天然石を使用したアクセサリなどが扱われていて、
お土産にトルコ石と珊瑚の付いたマニ車というものをモチーフにした携帯ストラップを買ってきました。

チベット仏教の仏具の中にマニ車というものがあり、これは中にお経が入っていて、
1回まわすと1回お経を読んだのと同じ、日本の輪蔵のようなものです。

映像でチベットの人々が、片手に持てるほどの大きさの携帯用マニ車を回しながら、
街中を歩いている様子が映されていました。

昔のお経は、誰にでも手に入れられるというものではなかったと思うので、もともとは日本の輪蔵のように、
大きな建造物であったのだろうと思います。

日本人的な感覚でいくと、手軽にということになりますが、チベットの人の感覚でいくと、
それはなく、いつでも、どんなときでも、お経を身近にということなんだと思います。

日本人なので、お手軽にご利益に与れる、マニ車携帯ストラップを...