2007秋 上田(別所)、長野(松代、姨捨)飯山2

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(2日目)
ホテル(チェックアウト) − 長野駅 − (川中島バス松代行き) − 長野電鉄松代駅 − <レンタルサイクル> − 妻女山(挫折) −
山寺常山邸 − 気象庁地震研究所(挫折) − 海津城(真田十万石まつり 三太刀七太刀) − 文武学校(見学、行列待ち) −
真田十万石まつり行列見学 − 文武学校(休憩) − 真田十万石まつり行列見学 − <レンタルサイクル> −
長野電鉄松代駅 − (長野電鉄屋代線屋代行き) − 屋代駅 − (しなの鉄道長野行き) − 長野駅 − (JR飯山線越後川口行き) −
飯山駅 〜 正受庵 〜 飯山駅 − (JR飯山線長野行き) − 長野駅 − (しなの鉄道小諸行き) − 上田駅 − ホテル




ホテルを出発して長野駅前から路線バスに乗車、松代駅前へと移動します。
長野電鉄でも行けますが、出発した時間帯だと、須坂で40分ほどの待ちが発生するので、バスにしました。
というか、昨年も同じ時間に出発して、須坂で40分くらいフラフラした記憶が...
信州北回廊パスを使っているので、しなの鉄道長野電鉄屋代経由、長野電鉄須坂経由、
川中島バス、松代シャトルバスのどれでもタダです。

松代へ向かうバスは、ちょうど八幡原史跡(川中島古戦場跡)と長野市立博物館で
風林火山特別展をやっていたので、若干混みあっていて、半数くらいが、ここで下車していきました。
真田十万石まつりのメインは11時頃からなので...
この路線バスの松代寄りには、川中島古戦場跡、典厩寺、少し歩くと胴合橋など、
色々な史跡が点在しています。


というわけで、松代駅前に到着しました。


松代駅でレンタルサイクルを借りて、チョット遠くの方まで...


なに!! 謙信が妻女山に布陣しただと!!


これは捨て置けん!!







ここが登り口、

何となく嫌な予感がする...



  



うぬ、先へ進めぬではないか!!







後で調べたら、裏手から普通に上れたようです...


さすが謙信、なかなかやるな!!


というか、風林火山を前面に押し出しているなら整備しておこうよ(笑)







というわけで、妻女山(入口)を後にして、次は気象庁の精密地震観測室を話のネタに...



  






途中、休憩のために山寺常山邸に立ち寄りました。
ここは、入場無料の休憩所となっており、象山神社や象山地下壕を
訪れる人が立ち寄って休んでいきます。







邸内には休憩施設の他、庭には長椅子が置かれており、池や紅葉を眺めたり、
時期や時間帯によっては、紫陽花や池に浮かぶ睡蓮の花なども見ることが出来ます。

未だに、新しいデジカメの使い方に慣れず、色合いが...







   











まあ、なんのネタなのかは秘密です...
ここも、象山地下壕と同じく、太平洋戦争時の松代大本営予定地跡で、
松代駅からだと、自転車に乗れば距離的にはそれ程遠くはないのですが、
上り坂なので結構疲れます。



   



帰りは下り坂なので、心地よい風を受けながら、気持ちよく下ることが出来ます。

ここから真田十万石まつりへ合流します。
昨年は行列と鉄砲実演、出陣太鼓だけでしたが、
今年は「三太刀七太刀」のイベントもやるとのことで、早めに松代城へ。
行列が始まれば徒歩移動の方が効率は良いので、一度レンタルサイクルを返そうか、
そのまま借りていようか悩みましたが、駅まで距離があり、戻るのも手間なので、そのまま松代城へ。



  



松代城の内部は、普段なら誰でも無料入城出来るのですが、十万石まつりの行列が行われる日の午前中は、
行列準備のため入城不可となります(行列が町に繰り出し始めれば、入城出来るようになります)
ちょうど、イベントに登場する部隊が松代城から出てくるところでした。







「三太刀七太刀」は、上杉謙信が武田信玄の陣営に切り込んでくる場面なので、
武田方の近くは既に人でいっぱいになっていたので、仕方なく上杉陣営側へ。







いつドンパチやるのかと、講壇を聞いていましたが、一向に始まる気配がない...



  







あー、鉄砲の発砲と「三太刀七太刀」で謙信が切り込んでくる場面は動画なんだった...







というわけで、結局足軽のチャンバラはなく、謙信が信玄と対決する場面だけ。
そして、勝ったぞ、勝ち鬨を上げよと、両陣営が勝ち鬨を上げて終わりました。







それが終わると出陣式、こういう場合の式というのは来賓の挨拶なんかです(笑)
昨年は、鉄砲実演や陣太鼓、城から出てくる様子を見るために、正面にスタンバっていましたので、
声だけは聞こえていましたが、話長すぎ...







このまま上にいても何もなさそうなので、下に降りることにしました。
階段などはないので、命がけです(笑)







手前が来賓席で、偉そうな人達が沢山座っていました。







と、式も半ばのところで、今回の特別ゲスト登場とアナウンスがあり、若林農林水産大臣が...
2月に行った長野灯明祭りでも、当時は環境大臣ですが来ていて、挨拶していました。
少し前まで、農林水産大臣と言えば渦中の人でしたが、総裁選挙後は話題も薄れ、
あれ、この人になってたんだと(笑)



  



ただ、代理や臨時などで2〜3日間農相になったりしている時が幾度かあったようです。
最近は、赤福騒動で表に出ることが増えました。







農相に粘着していたら、すっかり出遅れてしまい、
正面で行われる鉄砲実演や陣太鼓は見えそうにない程の人だかりに。

まあ、昨年見ているし、行列が来るまで文武学校辺りで時間を潰そうと、自転車に乗り文武学校へ。
文武学校は普段有料ですが、このお祭り時期は、無料で入場出来るようになっています。

また、この時期だけ、文武学校内に露店が出現します。

地元の特産品やお土産品を始めとして、金魚すくい、だるま落とし、竹とんぼ飛ばしなど、
子供垂涎のゲームコーナーが(笑)



  



だるま落としっていうより、だるま打ち落としだと...







行列が通る時間が近くなり、早く行って場所を取って待っていると...
行列が来るにはまだ早いし、来る方向違うし、何だろうと眺めていると、通り過ぎて何処へかと...
これは、まさか飛び入り参加!?







出発時間付近に長野電鉄の電車が通ったらしく、若干遅れての到着となりました。







言わずと知れた、武田信玄です。



   



2009年のNHK大河ドラマの主役となる、愛の兜がトレードマークの上杉家家臣の直江山城守兼続です。







馬の糞を処理するために奔走する忍者部隊です。







真田の槍振り部隊と、小松姫お付きの上臈



   











この人は、文武学校で世界の塩販売を行っている人で、行列とは関わりありません(笑)
昨年も、行列の後を付いて回り行商していました。







  



行列は、松代町内を練り歩き、またお城へと戻ってきます。

それまで、また文武学校で休憩...







世尊院は、善光寺の参道近くにあって、「釈迦涅槃像」
北枕で横たわる釈迦の入滅の姿)が安置されている所です。



  



なんか、あの装束を着ていないと謙信だと判らない...
「カチューシャの唄」作詞の島根県出身「島村抱月」と長野県出身「中山晋平」の関係で
知音都市となっている島根県浜田市市長だそうです。











行列が終わり、真田十万石まつりは終了となり、松代駅は祭りから帰る人達でごった返します。
奥は須坂方面、手前は屋代方面で、須坂方面へ行く方が混雑していました。

松代駅は、駅員さんは一人、しかもお爺さんなので、切符を買うのがかなり混雑します。
普段は、それ程混まないので、全く問題ないのですが、この日くらいは臨時に一人くらい増やした方が...

この駅のレンタルサイクルは松代駅が管理していて、レンタルサイクルを返そうとしたら、
切符売り場が混雑していて、返すのに苦労しました。
脇から割り込んで鍵を返したら、無言で受け取って終わりましたが(笑)







屋代駅行きの長野電鉄に乗り屋代へ向ながら、さーこれからどうしよう。
このまま上田へ行ってもいいんだけど、せっかく乗り放題だし、飯山か黒姫の方へ行ってみようと時刻表をチェック。







長野駅から黒姫方面直江津行きは、乗り継ぎは良かったのですが、戻り時間が合わないのと、
長野駅に到着して、車内を見たら混んでいて座れそうになかったので諦めました。
飯山方面越後川口行きは、乗り継ぎも戻り時間も微妙でしたが、まだ電車到着前だったので座れるだろうと決定。

飯山線の乗り継ぎは30分待ち程でしたが、始発なので10分くらい前には入線します、帰りは飯山で50分待ちくらいです。

飯山に到着する頃には日も暮れ、暗くなっていると思われるので、じゃあ何をしに行くのと(笑)
それは、2月の飯山雪祭りへ行ったとき、その帰りに見た車窓風景が綺麗だったので...







飯山線の車両は、この緑色の柄の車両です。


相変わらずいろどり コエー!!







風景を見るなら、長野駅から飯山方面に向かって右側の席がお薦めです(左は山が多いです)
普通は4人掛けの座席が多いですが、飯山線の車両の座席は2人掛けの
お見合い席になっています(それと、通勤車両のような横長の座席があります)











私の前の席には若い女性...
まあ、いいんですけど、写真撮りづらいんですよね(笑)







短い編成なので、立ち客がいるくらい混んでいましたが、飯山駅でほとんどの乗客が降りていました。
長閑な夕暮れの駅、なかなかいい雰囲気です。







今年の2月に、この駅に降り立ったときは、雪祭りの雪も余所からもらってきたくらい
雪がほとんど降らなかった冬にあって、珍しく雪が降った日でした。
飯山駅から2つ前くらいの駅までは、冬晴れの青空が広がっていましたが、
トンネルを抜けなくてもそこは雪国でした(笑)







飯山線の踏切付近にある西敬寺で、入口のかやぶき屋根と鐘楼が特徴です。











正受庵は一度行ったことがあるからと、地図も見ないで余裕の移動でしたが...
あれ、こんな道に出ちゃったよ、ここ真っ直ぐ行けばいいのかな〜
と歩いていると、左側に正受庵の看板発見

たまたま、正受庵の看板見つけたからいいけど、見なかったらずっと真っ直ぐ行って、
どこへ行っていたか判らない...


方向音痴 コエー!!







道に迷っていたお陰で、正受庵は真っ暗...







正受庵から下るとき、カメラを弄りながら歩いていたら、


「あれ、蛍かな〜 この時期に蛍もないよね〜」

「宇宙人?」


と言う会話が遠くの方から聞こえてきました(静かなので、結構遠くの声が聞こえます)
カメラの液晶の光なんだけどな〜 と思いながら、帰りにその道を通ったら、


「なんだ〜 人がいたんじゃん」


なんか段ボール被って遊んでいて、暗かったからよくわからなかったけど、小学生かな〜

平和な町です...

既に真っ暗になった道を歩き飯山駅、飯山駅から長野駅、長野駅から上田駅へと移動。
さて、お腹空いたから何か食べていこうと、上田駅にある「武士(もののふ)」というお店でラーメンを食べ、
コンビニに寄って朝ご飯を購入し、上田のホテルへ到着です。