2007秋 京王線(高尾、高幡、聖蹟、新宿)、小石川後楽園 1

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前略、まあ気長に...

実施旅程

(1日目−1)

自宅 − (チャリ) − JR高崎駅 − (八高線高麗川行き) − 高麗川駅(出場/入場) − (八高線八王子行き)−
JR八王子駅 − (中央線高尾行き) − JR高尾駅/京王高尾駅 − (京王高尾線普通高尾山口行き) − 京王高尾山口駅〜
高尾山ケーブル清滝駅 〜 琵琶滝(6号路) 〜 高尾山ケーブル清滝駅 〜 稲荷山展望台(稲荷山コース) 〜 高尾山山頂 〜

(1日目−2)

薬王院(1号路) 〜 高尾山ケーブル高尾山駅 〜 (徒歩) 〜 高尾山ケーブル清滝駅 〜 京王高尾山口駅 − (京王高尾線新宿行き) −
京王高幡不動駅 〜 高幡不動尊 〜 京王高幡不動駅 − (京王本線新宿行き) −

(1日目−3、2日目−1)

京王府中駅 〜 ケヤキ並木 〜 大国魂神社(酉の市) 〜 ホテル
ホテル 〜 京王府中駅 − (京王本線各駅停車京王八王子行き) − 京王聖蹟桜ヶ丘駅 〜 霞ヶ関橋 〜 いろは坂 〜 金比羅神社 〜
ロータリー 〜 バス停 − (京王バス) − 聖蹟桜ヶ丘駅 〜 多摩川河川敷 〜 府中四谷橋 〜 京王聖蹟桜ヶ丘駅 − (京王本線新宿行き) −

(2日目−2、3日目−1)

京王新宿駅〜 昼食 〜 東京都庁(展望台) 〜 ネットカフェ 〜 東京都庁周辺(ライトアップ) 〜 OFF合流 〜 ネットカフェ 〜
都営大江戸線新宿西口駅 − (都営大江戸線飯田橋方面行き) − 都営大江戸線飯田橋駅 〜

(3日目−2)

小石川後楽園 〜 都営大江戸線飯田橋駅 − (都営大江戸線両国方面行き) − 都営大江戸線上野御徒町駅 〜 JR御徒町駅 − (山手線上野池袋方面行き) −
JR上野駅 − (高崎線普通高崎行き) − 高崎駅 − (チャリ) − 自宅

えっと、1泊3日です...

高崎から高尾山に行く場合、八高線高麗川八王子、中央線高尾、京王線高尾山口というルートと、
湘南新宿ライン新宿、京王線高尾山口というルートがあります。
もう一つ、新幹線を使うと40分ほど早くなりますが、大宮乗り換えか東京乗換えとなり、
結局、大宮から埼京線、湘南新宿ライン、東京から中央線など、混雑する路線への乗り換えとなるので、
新幹線を使うなら普通車グリーンの方がお得です。
本数的には、高崎線も含めた湘南新宿ラインと京王線の組み合わせの方が多いですが、
京王線の特急や準特急は、日中でも混むので、時間が合えば八高線経由が安近短楽です。
さて、使用する切符ですが、今回は1泊3日なので、ホリデーパスや都区内りんかいフリーでは、
オーバースペックとなっていまいます。

以下は、書いている時点のJR東日本の切符のことなので、あくまでも参考までに。
というわけで、普通の切符を使うことになるのですが、時間を調べているときに、これは分割購入した方が安くなるなと気付きました。
本庄駅までの定期券があるので、前回の長瀞と同様に倉賀野駅から高尾駅がJRの分になり、
八高線経由だと、倉賀野から高尾までが100kmを少し超えるくらいの距離です。
高崎高尾で乗り換え案内を調べると、湘南新宿ラインか新幹線しか出てこないので、
倉賀野から高麗川と、高麗川から高尾を分けて調べたら、倉賀野高麗川が1110円、高麗川高尾が650円で、合計は1760円、
倉賀野高尾通しだと1890円で、その差額は130円。

あまり歓迎されませんが、みどりの窓口でそれぞれ買うことが出来ます。
ただ、高崎駅のみどりの窓口は休日混むので、わざわざ並んで130円浮かそうとは思わないのですが、ここでペンギンが役に立ちます。
今回は、高麗川駅で10分程度の乗り換え待ち時間があるので、その時間を利用して、わざわざ改札を出ると、
あら不思議130円浮いてしまうのです(笑)
降りた時に切符を買うのは面倒ですが、ペンギンならピッと出て、ピッと入ればいいだけ。
但し、普通の乗車券の場合、乗車距離が100kmを超えていると途中下車出来るのですが(一部例外あり)、
この場合は、別の切符の扱いになるので、途中下車が出来なくなってしまいますので、お気をつけください。
高麗川駅はトイレが改札方面にあるので、トイレ休憩のついでに如何でしょうか(笑)
というわけで、毎度のことながら長い鉄道ネタ...

高麗川駅を過ぎた辺りから、電車も長くなって、乗客も増え、徐々に都会に近づいたような気がしてくるとかしてこないとか...
八王子で中央線に乗り換えて高尾駅、高尾駅で京王線に乗り換えて高尾山口駅へ。
まあ、休日ということもありますが、東京なのに混雑とは全く無縁の世界でした...

が、しかし、高尾山口駅の改札を出た瞬間、やっぱり東京なんだということに、改めて気付かされました。
高尾駅で京王線に乗り換えたとき、薄々感づいてはいましたが、ここまで混んでいるとは思いませんでした。
京王線は空いているように見えましたが、車両が長いから人口密度が低いだけで、
思ったより乗車していた人が多かったようです(笑)
(人がなるべく入らないように撮っているだけで、周辺は凄いことになっています)

昼食をとっていなかったので、駅前で甘栗を調達し、ついでに高尾山の地図をゲット
どのコースで行けばいいのかと検討しながらケーブル乗り場まで歩きました。
とりあえず、第6路を歩いて琵琶滝まで行き、そこで折り返して稲荷山コースを歩いて展望所、
そこで折り返してケーブルで第1路を途中まで登り、薬王院と山頂を目指す、いいとこドリップな計画を立てましたが、
その計画は、ケーブル乗り場で脆くも崩れ去りました。

乗り場で待っていたのは、

人! 人! 人!

物の怪や天狗などではなく、 人 だったのです(笑)

1時間待たなくちゃ乗れないって、

某齧歯類テーマパークかよ!!

と、三村風のツッコミが入ったところで、ケーブルを諦めて歩いて登ることにしました。

第1号路のケーブルが使えないということは、時間的に厳しくなるので、
稲荷山コースの展望所で引き返さず、そのまま登ることにしました。
とりあえず琵琶滝に向けて歩き始めましたが...
地図には、山頂までの距離とおおよその時間は書いてありますが、その中間にある琵琶滝や、
展望所の距離は書いていなく、こういう場合の絵地図の配置はかなり適当なことが多いので、
いやな予感はしましたが、確認するすべもなく。
途中狭い道にもかかわらず、集団が幅を利かせて歩いてくるわ、
狭い道に三脚立てて写真を撮っているオッサンはいるわで、
なかなかスピードが上がらず、また当初予想の通り適当な地図らしく、
思ったより時間がかかってしまいました。

しかも、目的地の琵琶滝、ハイキングのチェックポイントにはいいのかもしれませんが、
旅行の目玉スポットには微妙な感じです。
狭いので、それ程長居することも出来ず、琵琶滝を後にして、ケーブル乗り場まで戻りました。

やはり、事前の調査は必要だなと、改めて思いました(笑)

ケーブル乗り場は、相変わらず長蛇の列で、「乗る乗る」と駄々をこねて泣いている子供と、それをなだめる親。
乗るために並んだとしても、結局待つのに飽きて駄々こねるだろうから、どっちにしろ乗れないだろうなと...
あまり時間がなかったので、甘栗を食べながら少し休憩をして、稲荷山コースへ向かいました。

鞍馬山、源氏山の再来、修行コース(笑)
といっても、手を使わないと登れないような場所はなかったので、先の二つほどではありませんが、
木の根道や崖沿いの道もあり、チョッと大変でした。
自然よりも脅威なのが人です...
時間的に下山する人が多いので、1人がやっと通れるくらいのところで結構詰まります。
それは仕方ないのですが、広い道でも集団が横並びに降りてきて、道をふさぐので、
私はどこを歩けばいいんですかという感じでなかなか前に進めないこともしばしば。

そんな中を歩きながら、ようやく展望所に到着し、写真を撮ったりしながら一息入れ、再び山道を歩き始めました。
ケーブル乗り場と展望台と山頂の関係は、距離では展望台の後のほうが長い(と思います)が、
勾配でいうと、展望台の前の方が急(かも知れません)です。
今まで登ってきた道を下るのも大変なので、コレは登るしかないなと...

新宿とか都心が見えるらしいのですが、土地勘がない私にはよく分かりません。
霞んでいてダメなのかもしれませんが...

もうすぐ山頂というところで、足元の覚束ないジイサンとか、肩に包帯を下げた兄ちゃんが、稲荷山コースへ下ってきました。
んー、知っていて下っていったのか、知らないで下っていったのか、もうすぐ日没なんだけど、無事に着けたのかな...

山頂に辿り着くための最後の難関が長く急な階段です。
疲れていなければそれ程でもないのですが、さすがにキマスよコレは(笑)
階段登り切って山頂まで100mとか書いてあったら...

そんなわけで到着した山頂は、もうすぐ日没にも関わらず多くの人。
昼間は富士山が見えていたようですが、この時間はちょうど太陽が被ってしまい見えませんでした。
太陽が雲に隠れてしまえば、見えるようになるという希望的観測の元、山頂付近をブラブラ。

人が減るのかと思っていたら全然減らず、逆にまだまだ登ってくる人もいて、
みんな暗い中歩いて下りるのかな、まあ、みんなで下れば怖くないということなのかと。
やがて、太陽が雲に隠れると、富士山の形が徐々に見えてきました。
しばらくは写真だけ...