今回はチョットイベントを満載しすぎて、しかもそれが旅行の前半に当たり、後半が少し疲れ気味でした。
もともと長期間、6泊7日という一週間の旅行なので、配分が難しかったというのもあります。
さて、旅行の1日目、この日のメインイベントは2つ、メインなんだから一つにしておけという、
つっこみは、ただいまを持って受付を終了しております、予めご了承下さい(笑)
それはさておき、1日目は宮城県仙台市、ここで何が行われているかというと、もちろん七夕まつりです。
この前日が高崎まつりの1日目、山車まつりを見て、花火を見て、ガッツを見て...
行く前から既におまつり気分、その日の8時20分頃、親の車で高崎駅へ行き、
在来線普通車グリーンで大宮駅まで行き、そこで東北新幹線はやて号に乗り換え、
一路仙台へ...
前回の教訓を生かし、ちゃんとはやて号の指定を取りました。
大宮から1時間とかからず、仙台駅到着、途中の停車駅は... ありません。
また、前回の教訓を生かして、駅から近そうなホテルを押さえたのですが、
んー駅の東...
西側のホテルなら遠くても七夕飾りを見ながら行けたし、会場にも近かった。
まあ、相変わらずどこか抜けてる旅行計画です。
そんなこんなで、ホテルに荷物を預け、七夕祭りのメインストリートへ向かったわけですが、
結局、仙台駅構内の移動時間なども含め、20分くらい掛かってしまいました...
更に追い打ちを掛けるように地図を見誤り、七夕ストリートの隣の通りを進みながら、
会場はどこだろう...
それからやっと人の流れに乗り、メインストリートへ移動できました。
移動したらしたで凄い混雑、あー暑いのにこれは大変だ、と思いながらも、
アーケード内に突入!!
アーケードの各店舗が用意した七夕飾りが所狭しと吊され、その下を大勢の人がくぐり抜けます、
チョット店の片隅で人を避けながら、写真を撮り、そして歩くというのを繰り返しながら、
アーケードを奥へ奥へと進んでいきます。
この暑さ耐えられるかなと思っていると、アーケード内のお店が使っている冷房が、
アーケード全体に行き渡り、半密閉状態にもかかわらず、快適に歩くことが出来ました。
大変だったのはどちらかというと、アーケードの外、さすがに夏の日差しがガンガンと
照りつけるという感じではなかったし、盆地の高崎の夏と比べると湿度も少なく、
うだるような暑さまではいきませんでしたが、アーケードの中と比べるとやはり...
再び七夕飾りに目を向けると、ノーマルな飾りから、アーケード内の各店舗の特色が
随所に現れたものまであり、見飽きません。
一番最初に目に付いたので印象深く残っているのが、この鮮やかな緑色の飾り。
ショップカラーとでもいうのかな、鮮やかな緑色が七夕の飾りにも表れています。
ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダースやドコモショップのドコモダケなど、
有名どころもそろっています(笑)
それに負けず劣らずの、変わった飾りをいくつか紹介します。
まず、なんと言うんだろう、セロファン?
太陽の光が照り返し、それが風に揺れてきらきら輝く、静止画がよかったのですが、
風で揺れて巧くとれなかったので動画メインです。
アーケードの北終点、仙台駅から北西?に当たる場所、ここにあった切り紙細工の七夕飾り。
なんて言う歌だっけな、ささのはさらさら〜
この歌を発泡スチロールか何かで切り抜いて、色を付けたもの。
風が吹くとくるくる回り、歌詞が見え隠れ。
金や銀の折りが見て折られた千羽鶴。
眼鏡屋さんの前に掛けてあった視力検査のCがかかれた飾り、つい片目を隠してやってしまいました。
その側の中華料理屋さんの中華風の飾りも、手が込んでいて面白いです。
いつかの七夕で賞を取ったようなことが書いてありました。
まあ、後は似ていないレイザーラモンHGに似ているような似ていないような絵が付いた、
パチンコ屋の飾りもあります。

あと気になったのは、道路に付けられた、これは七夕用?
そうだったら、これはこれで凄い気合いの入れようですね。

アーケードの所々で売っていた萩の月と笹かまぼこ、
お昼ご飯の足しにしようと、お店を見るたびに買おうかどうか悩みながら、
それでも、保ちを気にして、駅に戻るとき最後に買おうと通過...
話は逸れますが、このときは既にホテルに預けた荷物の中に入っていますが、
大宮駅で朝ご飯代わりに買ったハローキティーの人形焼き、
あとの行程になりますが、北海道の大沼のフレンドリーベアーのかごの中に、
入っている箱、あれです...
動き回っているとき、何かを食べようと思っても、体が受け付けないので、
お菓子とかそこの名産をチョコチョコ買って食べています。
というわけで、あまりまともな食事はしませんから体重は減ります...
リバウンドしますがね(笑)
このあとの松島、昼食は笹かまぼこと萩の月オンリーだったり。
あれ、しかもこの日の夕食食べてないのかな、記憶がない。
DSしなくちゃ(笑)

さて、七夕もいいのですが、そろそろ松島に向かわないと...
というわけで、アーケードの北西終端から、来た道を戻ることにしました。
人出は増える一方で、なかなか前に進まない、アーケードの切れ目の大通りの横断歩道前には、
こんな光景が、赤信号の度に見られます。
人波を縫うようにして、仙台駅への道を急いでいると、
のぉおおおおおお、これが噂の仙台さちこ...
とりあえず写真だけでも押さえておこうか。
引き続き先を急いでいると、あれアーケードが終わった...
あれ、萩の月は? 笹かまぼこは?
結局、最後の通りには売っていませんでした、さて戻ろうか、
でも、また人の波に...
と、ここで前回の旅の記憶を呼び戻す。
確か駅構内の一角(というかワンフロア)に、お土産が沢山売っている場所があったはずだと、
そこで買えばいいや...
んー呼び戻さなくても、新幹線から降りて歩いていたときにも見たんだけど、
まあ細かいことは気にしないでおこう...
沢山あるお土産屋さんを端から探し始めたのですが、
駅構内ともなると旅行の帰りに買って帰る人用のビックサイズが多く、
いろいろな種類がいつずつ入っているようなものが見つからない...
ノーマル6個とか、5種が3個入り15個セットとか、とにかく数が多い。
フラフラ歩いていると、おー見つけた、笹かま五種入り600〜700円。
ノーマル、ずんだ、鮭、チーズ、牛タンが鯉のぼりみたいな形の入れ物に入った七夕限定商品。
迷わず買いです...
さて、七夕まつりも次第に活気を帯び、盛り上がっていく中、なぜ仙台駅に向かっているのか、
それは、松島に行くためです。

今回松島行きを計画に入れたのは、松島湾サンセットクルーズと、
瑞巌寺、円通院周辺のライトアップが行われるため。
瑞巌寺、円通院とも、前回も回っていますが、こと円通院の庭は、しっかりと手入れが行き届き、
松島特有の奇岩を始め、竹林、バラ園、枯山水、池などが配され、これはライトアップされるなら、
是非とも行かなければと...
また瑞巌寺参道も、その昔、松島を訪れた僧たちが、修行をするために掘った石窟があり、
その参道も灯籠、蝋燭によりライトアップされると聞けば、これはもう行くしかない...
サンセットクルーズも、平時なら追加料金を支払って乗るグリーン席(2階部分)が解放され、
また、普段は、この時間に運行することはないため、松島湾に沈む? 方角的には違うか...
ともかく、日が沈む様子が見られると。
他の観光汽船会社が運行している食事付きのナイトクルーズとかありますが、
あれは一人で行くものでもないし(笑)

さて、松島への移動ですが、前回同様仙石線で松島海岸駅へ向かいます
前回は黄金ツーデイパスがあったので、そのきっぷの範囲内でしたが、
今回は特にないので、suicaでピッと...
あー念のため聞きましたよ、松島海岸駅はsuica使えるのかと(笑)
東北本線はsuicaの使用が難しいですが、仙石線は問題ないみたいです。
東北本線ワンマン運転の区間あるし...
前回の松島は曇天、松島を発つくらいには晴れてきましたが(涙)
今回は、着いたときから晴天、暑い暑い、この時は、この時までは(謎)
仙石線って混み具合がよく読めません。
松島海岸駅に行くとき、仙台駅から乗ろうとすると、座れないこと多いです。
あー、やっぱりあおば通り駅から乗ればよかったかなと思うことも。
それでいて、松島海岸からの帰り、快速だから混んでるかな〜、
イヤだな〜 と思っていると、余裕で座れたり。

で、長々と話をしているうちに松島に到着しました。
そして、前回と違うところを回ろうと思い、雄島へ...
ただの児島かと思ったら、結構広いし面白い地形が多いし、迷子になりそうだし(笑)
本当に、あれどっちの道から来たんだっけと、思うこともかなりありました。
チョット小高く開けた場所があり、松島湾を航行する観光船やヨットが、
遠くの方をノンビリと進んでいる様子を眺めることが出来ます。
実際乗ってみると、観光汽船も結構早く進んでるんですけどね...
ハッ!? どこかで聞いたことのあるシチュエーションが。

そう、そうです、松尾芭蕉の五月雨を集めて涼し最上川と五月雨を集めて早し最上川の待避。
全然関係ないんですけどね。
まあ、松島には松尾芭蕉に関連する句碑などが沢山あるから...
松島や、ああ松島や、松島や、は松尾芭蕉が詠んだ句ではないということはあまりにも有名ですが、
はい、ごめんなさい、さっきググって知りました、知ったかぶりです、すいません、...
何に使われたのであろうか、石窟、両端から出入りできるようになっています、
他にも奇岩に囲まれた細い回廊、えぐられた崖に打ち寄せる波が立てるゴーンという音、
そして夏の風物詩である蝉の音、それぞれが相まって幻想的でした。
雄島から、円通院へ向かう途中、あれ、こんな道通ったかな...
はい、方向音痴の本領がここでも発揮されました、人の家でした。
サンセットクルーズの受付時間などを考慮し、時計を見ながらの移動です。
まずは円通院、ここで念のため「夜もここ入れるんですよね」と聞くと、
「はい、境内全体をライトアップしますので」と。
それなら夜でいいやと、先を急ぎました。
てっきり夜も有料拝観だと思っていたので、昼の拝観は見送ったのですが、夜無料でした。
それなら昼間も入っておくんだった...
瑞巌寺も前回拝観しているので入りませんでした。
円通院をあとにして向かった先は瑞巌寺参道。
瑞巌寺参道は、松島特有の奇岩に加え、昔松島に来た僧が修行をするために掘った穴が、
そこかしこに開けられて、その前に石仏が安置されています。
なので、幻想的ではあるのですが、一人で歩くのにはチョット怖い場所です。
ただ、やっぱり一人の方が良いです。
ここを歩いていて、大笑いしながら歩いていくオバちゃんとか、もう雰囲気台無し...
日中でも、ほとんどが木陰になっていて、海から吹く風が涼しく、夏でも過ごしやすい、
また、木漏れ日が苔に降り注ぎ、より一層幻想的な風景が広がります。
参道の脇道、石窟のある通りを瑞巌寺方面から海岸通に向かうと、最後に鰻塚というのがあります。
近くを通ったガイドさんの話によると、鰻が獲れすぎたか、
獲りすぎたかの供養のために建てられたという、まんまのものらしいです...

松島海岸雄島、円通院、瑞巌寺参道を巡り、観光汽船乗り場に到着。
この日乗る予定のサンセットクルーズは、事前予約のようなものがなく、
それでいてグリーン船室が解放され、価格も安く、1便のみだったので、
これは混むのかなと早めに寄ってみたのですが...
特に人が並んでいる様子もなく、最終的にも大して混まなかったと。

この観光汽船乗り場を起点に、五大堂や海岸の散策をしながら時間になるのを待ちましたが、
そのうち散策も飽きて、疲れてきたので、観光汽船乗り場の待合室でマッタリしました。
待合室で昼間の七夕まつりの写真を整理。
ゆっくりと止まって撮るわけではないので、失敗を見越して数枚同じ構図を押さえたり、
とにかく気付いたものを撮りまくるから、どうしても枚数が嵩んでしまいます。
その上、6枚あった1GのSDカードを旅行に行くという妹に1枚取られて、
5枚しか持ち歩いていない、その上6泊7日と長期旅行。
このあとのねぶたまつりも動きが多いから、撮りまくるだろうと...
まあ、結局の所、何枚持ち歩こうが、あればあるだけ撮りまくるから大差がないとも言えます。
要らない写真を削除してマッタリしていると、17時00分になり、受付が始まりました。
受付で乗船券を買ったときに、乗船は17時30分頃から出来ますと言われたので、
再び外にでて観瀾亭の下の道を歩いたり、海の中を覗いて海月を見たり...
夕方になると、昼間とは違い、日向でも海から吹く風で涼しく感じられるようになりました?
ん? ぬぉおおおおおおおおおおおおおお!!
山際から空が曇り始めてくる。
おおおおーーーーー、サンセット〜、サーン!!
アシタカーーーーー(謎)
というわけで、叫びもむなしく空は厚い雲に覆われた...
さすが海の天気は変わりやすい。
まあ、不幸中の幸いとでもいいましょうか、夕立っぽい雰囲気はあったものの、
雨は降りませんでした。
雨が降ってしまうと蝋燭まつりには致命的なので。
夏なので、多少の天気の崩れは覚悟していましたが、最後の最後で曇るとは...
実はこの旅行の行程でまともな雨は一度もありませんでした。
確か、函館辺りにいるとき、関東地方付近に颱風が2〜3個接近してきて、
さあこれからどうなると心配しましたが、ガン晴れ(笑)
夕立もまったくありませんでした。
で、話を戻しますと、時計の針も17時30分を回り、乗船可能時間になったので、
早速船に乗り込むことにしました。
今回の船は孔雀丸で三階建て、二階がグリーン船室で三階が一等船室。
前回の仁王丸は二階建てで二階がグリーン船室。
一等船室は別料金で乗れたのですが、今回はグリーン船室で我慢しました。
遊覧コースは仁王丸、孔雀丸共に50分で、仁王丸は松島湾を外洋経由で一周。
孔雀丸はたぶん、行きは仁王丸と同じような航路、帰りは行きと同じ航路。
船内はというと、ビール片手におつまみ...じゃないか、おつまみ片手にビールを
飲んでいる人がいたり、カップルがイチャイチャしていたり...
はじめは船室にいたのですが、早々デッキの方に移りました。
右手に座っているときに、左手をご覧下さいといわれても見えないので(笑)
デッキにでると...
まーカップルのイチャイチャは変わりません(笑)
そんなことは全く気にせず、右へ左へ後ろへと歩き回りながら、
日の暮れていく風景を眺めていました。
内海だから波も穏やかで、小舟で漕ぎ出でて作業をしている人の姿もちらほら見受けられます。
松島の奇岩と内海で営まれるノンビリとした風景が、心を穏やかにさせます。

今後の計画で、以前会社の出張で行った広島市内と、その帰り際1時間程度で回った、
安芸の宮島と厳島神社をもっと深く、そして鹿と戯れたり、ロープウェイに乗ったり...
その足で瀬戸内のしまなみを巡る旅というのをやりたいなと思っています。
群馬県は海がないので、海に燃えます、泳げないけど...
広島まで行くとすると3泊か4泊では移動時間の割に得るものが少なそうなので、
この北海道旅行のように、6泊7日の旅行を組んで途中下車しながら向かうような、
ものにしたいと、そうすると5月連休かな、8月は暑いっしょ...
旅行で気にするのがやはり費用対効果(笑)
別に旅行に費用をケチるとかそういうわけではなく、
如何にして小額の予算で内容の濃い旅を計画出来るか、この旅行計画を立てるのも旅行の醍醐味というわけで。
あーでも、この旅行計画は一人用。
でも、あれだな、3〜4人居ればタクシー使っても割が合う部分があるから、どうにかなるのかな...

話が飛びに飛んでしまったようですが、ネタがないところを埋めるためにはこのくらい、
話が逸れないと...

曇り空のサンセットクルーズも中盤にさしかかったところで、
なんと、どんより曇った空の太陽のある方向が、若干赤味がかって、次第にそれが空全体に広がっていく。
それにつれて海も赤色に染まり、晴れのサンセットとはひと味違った風景が楽しめました。
結局、晴れはしませんでしたが...
終盤にさしかかってくると、辺りは暗くなりはじめました。
松島湾内を航行する船のライトが遠くに見え、そのライトが海上に反射しキラキラと輝く様子もまた一興。
やがて、観光汽船の発着場に近づいてくると、遠く福浦島にかかる朱塗りの橋がライトアップで仄かに浮かび上がる。
さて、サンセットクルーズも終わり、桟橋に着いたころには辺りは既に真っ暗闇。
その中で、浮かび上がるライトアップされた孔雀丸の船体は、また幻想的でした。
孔雀丸船内では、まだイベントが続いていましたが、
仙台駅への乗り継ぎ、明日の行程その他を鑑みると、あまり長居は出来ない、
ということで瑞巌寺、円通院方面へと先を急ぎました。
瑞巌寺参道に近づくと、既に凄い人出でした。
瑞巌寺参道の真っ直ぐ伸びた道では、竹で作られた入れ物に蝋燭が灯され、
それが一直線に並べられた蝋燭の回廊が出来ていました。
そこを通り先へ進もうとすると、途中で止められました...
後で聞いた話では、何かの撮影をやっていたとか。
この遥か遠くの方で、灯籠が踊っているのが見えましたが、
この時点では何をやっているのかわかりませんでした。
脇の道なら通れるということで、円通院から海岸に向かうときにも通ったあの道を通り、
円通院まで抜けることにしました。
コワッ、コワッ、コワーッ、鶏ではありません...
周りに人がいたのですが、それでもやはり怖いです。
あの安置された仏像の前に蝋燭が置かれ、仄かに浮かび上がって見え、
後ろにある石窟もボーっと見えます。
写真を撮るにはチョット暗すぎたので、石仏の写真はありませんが。
あーあそこに人面石があるんだ...
暗い道も、お寺に近づくにつれて徐々に明るくなっていき、
瑞巌寺前に着くと、赤々と燃えるたいまつと、置かれた蝋燭で、
まるで昼間のような明るさです。
ここも人出が凄い、流れが瑞巌寺に向かって流れているので、
チョット覗いてみると、瑞巌寺大門からの境内拝観無料との文字。
それでは行ってみようと、歩いていくと...
あーここから中を見ようという趣旨なのね、と大門の前から中を覗き込み、
ほとんど折り返すように、入り口に戻りました。
続いて、円通院です、松島のメインイベントの一つです。
まずは枯山水の庭、そして池があり、竹林あり、ミニバラ園あり、
庭自体が住職さんの趣味だとか。
ここでチョットしたトラブル... というほどでもないのですが、
お寺の奥の方、この部分なんですけど、本当は入ってはいけなかったみたいで、
特に目印もなかったから普通に入っていったのですが、
後から、お寺の人が来て、ここは整備されてなくて危ないから、
入らないで下さいと、看板があるはずということだったのですが、
ありませんでした。
その後で、看板みたいなのを持ってきて置いたので、
ちょっぴり得した気分です(笑)
一度昼間行ったことがありますが、確かに自然の奇岩丸出しの部分なので、
危ないといえば危ないですね。
続いて竹林です、んー春に行った京都の高台寺を思い出すな〜
と、続いてミニバラ園、薔薇の花は時期的に微妙ですが、
ミニ噴水があったりして、お寺にバラ園という異色な取り合わせ。

一周して入り口に戻り、人が少ないところを見計らって枯山水を撮影。
結構時間的にぎりぎりな行程なので、急ぎ参道へ。
円通院を後にして再び参道へ、何があるかというと行きに通れなかった
参道の真ん中の道が通れるようになっているはずなので、そこに向かいました。
竹の入れ物に蝋燭が灯され一直線に並べられ、
その遠くの方では、ぼんやりとしか見えないのですが、四角の灯籠が舞っています。
そこに近づくにつれて、民謡の様な楽曲に合わせて踊る踊り子の姿が見えてきます。
その様子を眺めながら、旅の一日目の終わりを、そして旅の始まりの初日の出来事を
思い浮かべながら「カワイイ子には旅をさせよ」とは言い得て妙だなと、
訳のわからないことを考え物思いにふけること数分、どうやら踊りも終わったようなので、
そろそろ帰る時間だな〜と思いつつも途中で観瀾亭に立ち寄り松島湾を眺め、
それからいそいそと松島海岸駅へ戻りました。
この日の観瀾亭は、瑞巌寺、円通院と同じく無料での入場が可能でした。
有料ではありますが、亭に上がり抹茶などを頂くことが出来ます。
当然の事ながら、マッタリしている時間がないので...
ただーいまっと〜
仙台駅ではなくあおば通り駅に到着。
別に寝過ごした訳じゃありませんよ、あおば通り駅で降りて、そこからアーケードを通り、
仙台駅へ向かいながら七夕飾りを見ながらホテルへ向かおうという趣向。
だったのですが、飾り付けは夜十時までというにも関わらず、もう片づけを始めています。
まあ、午後十時片づけ完了ということなのでしょう。
片づけといっても、今日で終わりではないので、飾りを外してしまうわけではなく、
吊ってあるロープを更に上の方まで引き上げたり、髪の毛を左右に分けるように、
支柱に括り付けているもの、もちろん下ろしてしまっているものもありましたが...
これも三者三様、いろいろな片づけ方があるもので。
よくよく考えてみると、アーケードのお店は、祭りとはいえ普通に営業しているわけで、
夜には商品の搬入のためにトラックを入れたりするんだろうな〜 と。
仙台駅に戻ると、まだお土産やさんが開いていたので、夕食と明日のお昼替わりに、
萩の月を買いました。
ホテルは朝食のみだったので...
というわけで、いつもの旅行の初日とは違い、内容の濃い旅でした。
ただ、6泊7日の旅にしては、最初から少々飛ばし過ぎたなと、旅の後半で気付きましたが、
その時は後の祭り...


あれは海上のルールなのか演出なのか、すれ違う船のグリーンのライトが

一階のデッキでは、ビールなどの飲み物や、烏賊焼きや焼きそばなどのおつまみ、
海猫の餌という実はかっぱえびせんが売っていました。





過去のレコードは、春の京都鎌倉旅行の52kg -> 48kgという記録があります。
京都で鞍馬山登って、鎌倉で源氏山登って...
昨年くらいまでは53〜55kgを彷徨っていましたが、最近は51〜53kgとなっています。
身長165cmですので、健康診断でやせすぎとカウントされることがあります。
北海道で減少しなかったのは、朝食はすべてホテルのバイキング、
札幌2泊と函館1泊の夕食が3食ラーメン、また函館から高崎に帰る途中、乗り継ぎで寄った青森駅では、
ホタテ丼弁当を買って食べましたので...


ホテルに宿泊しているときの朝食は出来る限り採るようにしていますが、
定食メニューなどだと、朝食なしでコンビニ調達が多いです。
朝食を採るデメリットとして、朝食後の出発になってしまうので、
時間の調整が難しくなります。
でも、そうしないと、たぶん保たないと思います...

 

さて、旅の2日目は移動時間です、東北新幹線で仙台−八戸と特急つがるで八戸青森、
この移動が約2時間30分です。
今回ねぶたの最終日を狙ったのは、日中運行と夜の海上運行そして花火を楽しめ、
さらに宿泊料金がねぶた料金ではないというナカナカウマーな設定。
というより、この前日も前々日も空きがなかったのと、仙台の七夕まつりとの兼ね合いもあり、
この日しかなかったわけで...
この日のホテルは、楽天トラベルの宿泊予約が青森市内で全滅、
そしてたまたま空いていた弘前のホテルを予約しましたが、
その後で、楽天トラベルに客室を提供していないホテルをHPで見つけて、
しかもそれが青森駅前という好立地、コレを逃す手はないと変更しました。
私が楽天トラベルを利用する理由は、当日でもキャンセル料金不要で、
キャンセル可能なところが多いということ。
しょっちゅうホテルを変えたりするわけではありませんが、旅にトラベルは付き物。
ちなみに先ほどの青森駅前のホテルの場合、当日は30%のキャンセル料金。

と話がそれましたが、仙台駅に戻りまして、さらに東北新幹線はやてと特急つがるについて。
前日が松島からの戻りで結構遅くなること、また翌日のねぶたの日中運行が、
午後12時30分頃からということを考慮し、予め指定をとるために、
JRのサイバーステーションで空席をチェック。
この特急つがる、既に禁煙席が△マーク、喫煙席は○でしたが、
これは急いだ方が良いだろうと高崎駅へ押さえに行きました。
駅に行って、取ろうとしたら禁煙席は満席、喫煙席が残り1ですと。
仕方ない、それほど乗っている時間も長くないし我慢しようと...
同じようにギリギリの予約だったのが、仙台で押さえた帰りの八戸から大宮までのはやて号。

さて、青森駅に到着です。
駅前ベンリー、というわけで早速荷物を預けに行き、そのままねぶたの日中運行見物に
やはり凄い、人、人、人、最初の交差点で既に人だかり。
人だかりがあるからには、ここで何かをやるのだろうと少し見ていましたが変化無し。
チョット先に進んでみようと歩いていくと、あーあったあったねぶたが...
で、何でじゃがりこ、何でケロロ軍曹、まあ、それはこの際気にしちゃいけないんだろう。
しばらくしてねぶたが進み始めました。
色彩豊かなねぶたがいくつも通り過ぎていきます。
交差点でスタン張っていると、交差点の中心でかけ声に合わせてねぶたを回転させたり、
近づいてきてお辞儀をしたり。
どこで回転させるか、何回回転させるかはかけ声をかける人の胸先三寸、
いじめっ子なひとは、これでもかこれでもかとグイングイン回す。
あれは結構体力使うだろうな〜
一番コキ使われていたのはヤマト運輸、まあ体力資本の会社だから、余裕でしょう(笑)
途中で、サッカーボールを頭に載せた金魚のような、
ちっちゃいねぶたを子供が引っ張ってきました。
後で調べてみたら、津軽錦という金魚をモチーフにしたキャラクターのようで...
通りのお土産物屋さんでも売っていたし、ホテルの部屋にも折り紙で作られた、
ちっちゃい金魚が置いてあったので、ずっと不思議でした。
ねぶたに追い抜け追い越せ... じゃなくて、追い抜き追い抜かれしながら、
市街地を一周し、一番初めに待っていた交差点まで戻ってきました。
この辺りは動画中心なので、細かい説明は割愛させて頂きます... っておい!!
夜の海上運行に備えるため、一度ホテルに戻りチェックインしました。
最近ホテルで良く忘れるのが荷物(笑)
ホテルに到着して荷物をフロントで荷物を預けていくのですが、
ホテルに戻ってきてチェックインするときに、忘れて部屋に行ってしまい、
後で取りに戻る羽目になるのです(笑)
チェックインしたときに、荷物を出してきてくれるのが普通だと思うんだけどね〜
3日目と6日目に泊まったホテルは、荷物を預けるときにチェックイン処理をしてしまい、
部屋が空いたときに荷物を部屋に運んで置いてくれるという楽々サービスでした。
というわけで、部屋についてすぐ荷物を取りにフロントへ行こうとしましたが、
その前におやつとジュースを買いに行こうと思い、ホテルを出て青森駅へ。
青森駅のとなりにあるお店で、ジュースとリンゴ系のお菓子を買い込み、
ホテルの部屋へ戻りました...
ガーン、また荷物を忘れたよ... ってさすがに私でも2回は忘れません。
ハイ、ゴメンナサイ、2回目はネタです。

歩き疲れていたので、ホテルの部屋でノンビリ、海向きだったので花火が見られるかなとも思ったけど、
ねぶたの海上運行もあるし、昨日見られなかったサンセットを見られるかなと海辺へ行くことにしました。
来るときに、ここから海や花火を見たら良さそうだと思っていた、高いところを走っている道路。
やはりというか、当然かなというか、既に通行禁止になっていました...
歩道も車道も通行止めにするみたいです。
そこは諦めて、とりあえず海辺へ行ってみることに、青い海公園というらしいです。
驚いたのは海辺の歩道、所々にガムテープで囲われた枠と、その中にガムテープで書かれた名前。
それと、疎らに敷かれたブルーシート、コレじゃ歩けないし立ってみることも出来ない。
コレが普通なのかな、ここは通路ですとか書いてあっても、立っている警備員とか注意しないし...
とりあえず、夕日に照らされた海と、遠くの方に見える船の写真を撮って、来た道を戻り、
昼間から気になっていた三角形の建物を近くで見ようと行ってみました。
中にも入れそうで、上にも上がれそうだったけど、あまり時間がなかったので、周囲をブラブラ、
すると、ここの建物の周辺にねぶたの展示スペースがありました。
昼間見たものもあれば、初めて見るねぶたもあり、その周辺で引き手や造り手がくつろいでいたりと、
昼間の動いているねぶたに比べると、ノンビリとしてまた違った雰囲気を味わえました。
その辺りの海辺からは有料観覧席で、あのガムテープはないだろうけど、移動しにくそうだし、
どうしようかと地図を眺めていると、遠くの方に海上ねぶた出航ポイントというところが...
チョット遠めだけどとりあえず行ってみようと思い、歩き始めました。
問題は入れるかどうか、行ってみて関係者以外不可だとガックシなので、そこら辺の警備の人に聞いてみることに。
「んー、たぶん大丈夫だと思いますよ」
あまり参考にならない意見でしたが、信じましょう...
歩きに歩いてようやく到着、人が少ないだろうと期待していましたが、ここにもやはり、
ガムテープとビニールシート。
ウーンと思い、裏手に回ってみると、そこには船に乗せられたねぶた、とその前に造り手や引き手がスタンバイ、
ここなら立っていれば花火の方も見られるし、出航も帰港を見られる。
というわけで、あの警備員さんの意見は妥当だったということで(笑)
船に乗せられたねぶたや関係者を撮影していると、次第に海が赤らんできて、いよいよ日が沈むのかと。
昨日見られなかった夕日が目の前に、VIVA海、VIVA夕日、海なし県人としては、それだけで感動。
その夕日がねぶたに当たり、ねぶたの赤い色がより一層際だって、日が沈むまでの間しばらく幻想的な雰囲気に包まれていました。
やがて日が沈むと、ねぶたに灯りが灯り、夕日とはまた違った赤色が暗くなった海に浮かび上がりました。
そして、ねぶたとは逆の方向では、花火の打ち上げが始まり、いよいよ祭りの始まり。
ねぶたへのスタッフの乗船が始まり、エンジンもかけられ、かけ声と共にいよいよ出航です。
出航ポイント周辺を3〜4周、そこから海岸線に沿って花火の上がっている方向へと進んでいきます。
有料観覧席付近を通過し、最初に訪れた公園の方まで、その周辺でしばらく周回をしていました。
しばらくねぶたが帰って来ないので、ジュースを買いにいったり、花火を見ながら時間を潰しました。
さすがに、来た道を戻って公園まで行くのも大変だし、着いたときにはねぶたが戻る時間になっていそう。
というわけで、戻ってくるのを待っていると、今度は海岸線を離れ、青森港の中央へ、
そこでもまた行き来を繰り返し、再び海岸線へ戻ってくると、こちらに戻ってきました。
先ほどの仄かに明るい空・海とは違い、完全に真っ暗となった空・海に、
ねぶたの灯りと、七色に光る照明が浮かび上がり、またその光が海に反射して、
出港時とはまた違った光景が広がっていました。
出港時と同じように、4〜5回ほど周回すると、ねぶたを載せた船が接岸。
乗船していた人が降船し、記念撮影していたので、紛れ込んで写真を撮って、
さて、そろそろ戻るかと、帰り支度を始めていると、なんとねぶたが空を飛んでいる(笑)
もうその場で下ろしちゃうのか〜 暗いし危なくないのかな、
人も平気で重機の側を歩いているし、という私も恐る恐る歩いてみましたが...
コレは面白いと、下ろす様子も見ていくことにしました。
まず、ワイヤーで鉄骨をクレーンかけて、それをねぶたの下に入れて、持ち上げるという感じです。
そして、ねぶたを下ろすポイント側で写真を撮っていると
「はーい、シャッターチャンス、シャッターチャンス」
確かにシャッターチャンスなのですが、私は逃げますよ(笑)
真っ暗な中での重機は結構スリルがあります。
その後、降ろしたねぶたに迫られたりしながら、写真や動画を撮ったりしたあと、
そろそろ時間も遅くなってきたので、ホテルまで戻ることにしました。
暗くなった道を歩き、青森駅へ戻りました。
正直、これで弘前だったらチョット辛かったと思います。
弘前のホテルも駅前だったけど...

 

さて、3日目になりました。
1日目と2日目、それと旅の前日、祭り続きで若干飛ばし気味です...
この時点では、次の行程が不確定だったので、とりあえず函館に移動することにしました。
ドラえもん海底列車の指定可不可が函館に行かないとわからなかったので、
この時点で確実に駄目だなとわかっていれば、三内丸山遺跡もありだったかな。
さて、ここからは、周遊きっぷのゾーン券範囲、特急自由席乗り放題です。
青森から函館までは特急で2時間程度、午前9時頃の特急白鳥に乗り、一路函館へ。
初の青函トンネルですが、北海道は2度目です。
1度目は、高校の修学旅行で飛行機でした。
忘れもしない、戦後最大級といわれた颱風が迫ってくる中を、学校に集まり羽田空港へ、
羽田空港に行くために渡る橋の上でバスが風にながされる(笑)
なんでも中止してしまうと、キャンセル料だなんだがかかり、
次に行くときの規模が小さくなってしまうというわけで、
行けるところまでは行こうということらしいです。
このときは、午後天候が回復し、臨時便を使って、
1日目の旅程はキャンセルになったものの、
無事北海道に上陸、以降の天候は晴天で無事旅行を終えることが出来ました。
もう少し横道に逸れておくと、1日目の旅程は結果的に羽田空港見学、
羽田空港で配られたお弁当を食べ、その光景を、実際に載ったかどうかわかりませんが、
新聞取材の人に撮られました(笑)
今回の北海道旅行は、日数も少なく、鉄道移動なので、道南(函館、札幌、小樽)でまとめましたが、
修学旅行は、日数は同じでしたが、バスの団体移動なので、4泊5日でウトロ、層雲峡、知床、網走、
札幌と北海道を横断する旅程でした。
ともあれ、無事青函トンネルを抜け、函館に到着しました。
青函トンネルは、このあとのトンネル編で...
♪はーるばる来たぜ函館〜
函館駅は、本当のターミナル駅、通過する線路はありません。
さて、函館駅について初めにやったことは、みどりの窓口でのドラえもん海底列車の指定。
ぬぉおおおおおおーーーーーー
駅員「お一人様ですか、それなら一席だけ空いています」
取れたーーーーーーーーーーー
予想外の展開です...