2006初秋 上田、長野、松代、小布施、小諸

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(3日目)
長野ホテル − (徒歩) − 長野電鉄長野駅 − (長野電鉄長野線) − 小布施駅 〜 ブラブラ(徒歩) 〜
小布施駅 − (自転車) − 梅松寺 − (自転車) − 岩松院 − (自転車) − 小布施中心地巡り − (自転車) −
小布施駅 − (長野電鉄長野線A特急) − 長野電鉄長野駅 〜 お土産調達 〜 長野駅 − (JR篠ノ井線〜しなの鉄道) −
小諸駅 − (徒歩) − 懐古園(徴古館、藤村記念館、郷土博物館、小山敬三美術館他) − (徒歩) − 小諸駅 − (しなの鉄道) −
軽井沢駅 − (JR長野新幹線) − 高崎 − (親の車) − 自宅




さて、いよいよ最終日、昨日の強行をものともせず準備をして、ホテルをチェックアウト、
昨日と同じ電車に乗り一路小布施へ向かいます。
松代は須坂で乗り換えるので、どれに乗っていっても大丈夫ですが、小布施へ行くには須坂止まりでは行けません。
須坂観光を挟むなら、どれに乗っても大丈夫ですが...







そして小布施に到着、確か駅にレンタルサイクルがあったはず。
が、午前9時30分からだった...
さてどうしよう、チョット歩いてみるかと、適当に歩き始めました。







はい、いつも通りの適当、目的地はありません。
それでも、北斎館の周辺、古い建物が建ち並ぶ通り、
小布施観光の中心地とでもいうのでしょうか、に出ました。












北斎館とかゆっくり入っている時間はないので、とりあえず、自転車を借りるために小布施駅へ戻ることにしました。
駅に戻る途中、レンタルサイクル屋さん(自転車屋さん)を見つけましたが、
最後に、レンタルサイクル屋さんから駅に歩いて戻ることになり、時間が読めないので、やっぱり駅で借りようと駅へ。







駅が近づいてきて、通り過ぎていく自転車を見てふと思ったこと、松代駅で経験したあれを...
初めに小布施駅を出るとき、そんなに自転車置いてなかったよな〜
駅になかったらどうしよう、またあの自転車やさんまで戻るんだ...
既に駅も目前、葛藤に継ぐ葛藤の末、仕方なくそのまま駅へ。


「1台でよろしいでしょうか」


あー、ラスト1台、危ない危ない...







というわけで、自転車を借りて調子に乗った私は、一番遠くの岩松院を目指しました。
途中にあるお寺をチラ見したり...







これ、最初は岩松院まで徒歩で行こうと思っていたんだけど...
自転車でも遠く感じるよ、やっぱり知らない道だから遠く感じるのかな〜

歴史も見所も何も知らない飛び込み拝観、まあよくやるので気にしない。











この門の阿吽像は何となくカワイイ(笑)

えーと、確か有料拝観だったな〜

確か信州北回廊パスの割引対象だったはず、とパスを取り出して、境内に入る門を通過、
境内自由なのか...

そして境内に入り意外と広いな〜 ととりあえず感心。







更に進んでいくと、下駄箱がある、拝観券の自販機もある。
ここからが有料拝観なのか、と再びしまった信州北回廊パスを取り出してチェック。

八方睨み鳳凰図のある本堂の拝観が300円で30円引き、30円の割引はめんどくさいからいいやと思っていると、
自販機は人が並んでいて、その横に回廊パスお持ちの方は受付でお買い求め下さいと。

そっちの方が早そうだと、中に入り受付で回廊パスを提示し300円を出して30円のお釣りをもらいました。
買った拝観券はその場で取られましたが(笑)


中にはいると八方睨み鳳凰図の説明アナウンスが聞こえてきました。
寝転がらずに静かに座ってご覧下さいと。
寝転がった方が静かな気もするけど、きっと寝転がるときに、
前回り受け身をする不届きものが後を絶たなかったのだろうと勝手に思っています。


八方睨み鳳凰図はというとド迫力です。
写真撮影禁止なので、ここにはありませんが、岩松院のHPにあります。
もちろん、写真では迫力が大幅に落ちてしまいますが...

そういえば、天上にある絵、畳20畳の大きさのといわれていますが、転じて下を見ると、畳の枚数をどう数えても12枚。
ウーン、昔の畳のサイズと違うのかな...


八方睨み鳳凰図の他に、

ここは福島正則縁のお寺であるのでその縁の品があったり、

小林一茶の「痩せ蛙負けるな一茶これにあり」の詠まれたお寺なので、その池を望むことが出来ます。

この池は裏手から回れそうだと、本堂を出て裏手へ回ると、福島正則公霊廟。



 







そして、蛙合戦の池。

どこかに碑があったらしいのですが、よくわかりませんでした。



 



岩松院をあとにして、再び朝行った周辺へ。

車凄いな、どこまで続いているんだろうと、チョット行ってみました。
500m〜1kmくらいかな。

この列の先に駐車場があって、そこに入る車で止まっている列で、1車線だから大渋滞です。







混雑期の小布施観光は、公共交通機関でお越し下さい(笑)



 

小布施の街並み










酒蔵














他は、何〜館しかなく、時間的にも余裕がなかったので、切り上げました。
小布施から、小諸に向かうのと、小諸から軽井沢経由で高崎まで戻るにのに、
乗り継ぎが異様に悪い時間帯があるので、見所はまだ沢山あったのですが、
今回の小布施は、下見ということで、自転車で小布施駅まで戻り...







ながでん電車の広場は、改札の中にあり、切符を持っていれば自由に見学出来るらしいです。















ここで、どっちの鉄道ショー


関口  小布施駅から長野電鉄長野線で須坂駅、須坂駅から長野電鉄屋代線で屋代駅、屋代駅からしなの鉄道で小諸。
三宅  小布施駅から長野電鉄長野線特急で長野駅、長野駅からしなの鉄道で小諸。

信州北回廊パスが上田駅まで使えるので、料金は長野電鉄の特急料金100円の違い。
待ち時間を含めた時間は同じくらいですが、特急に乗ってみようということで長野駅経由にしました。

特急早いな〜 A特急の停車駅が少ないからアッという間です。

車内改札ないし、私鉄無料特急でも構わない気がするけど、時間帯によっては改札があるのかな。
で、一つ気になることがあるのですが、前回の長野旅行で、お土産用に買った長野電鉄の特急券を、
お財布の中に入れておいたら、券面の印刷が綺麗に消えていたのです。
スパイ映画かよって思うのですが、そういう仕様なのかな、それともただの感熱なのかな。







よし、登るぞ... って、誰が?







それはさておき、長野駅でよせばいいのにお土産を買って大荷物を抱えながらしなの鉄道へ。
しなの鉄道に乗り、約50分で小諸駅へ到着。

帰り時間がギリギリでも間に合うように軽井沢駅までの切符を予め購入し、
ついでに懐古園の入場券が買えるというので、一緒に購入。
懐古園の入場券だけだと300円で周辺諸館の入館と一緒になったセット券が500円。

寅さん記念館は入れないよ(笑)

懐古園は、小諸城趾を中心とする公園みたいなもので、資料館や動物園が園内にあります。
セット券で入場出来る資料館と美術館は、懐古園の外にあり、懐古園を通り抜けて裏口から出て見学し、
裏口でまた券を提示して懐古園に再入場することになります。
外から直接でも行けますが...







また、小諸駅付近には、懐古園だけでなく、小諸城大門(工事中)、陣屋跡などがあります。
一応、この辺りも回ってみましたが、懐古園の規模を事前に知っていれば、省略していたと思います...







小諸駅から懐古園へ行くには、自由通路か地下道を通り抜けて行き、地下道を抜けると、懐古園の扁額が掛けられた門が見えてきます。
しばらく行くと入場ゲートがあり、その近くに懐古館があります。
懐古館は、セット券で入場出来ますが、最後に時間があったら入ろうというわけで、最初は飛ばしました。



 



しなの鉄道沿線で名勝旧跡が集中しているところを回ろうというだけで、事前の調査もなしに訪れたため、あまりの広さにビックリしました。
児童遊園地(は時間があっても行かないと思いますが)や動物園、富士見台などは、時間の都合で
行くことが出来ませんでしたので半分も見ていないと思います。







三ノ門料金所を抜けると、石垣が所々に見えてきます。

チョット進むと弓道場があり、ちょうど練習している人がいましたが、
見ていたおばちゃん達がギャーギャー喋っている状態でよく射れるなと...

幕とか張ってないから、横から丸見えでちょっと怖い気もします(笑)







紅葉谷、名前がイイ!!


青々と茂った木々の合間に、紅葉しかけた紅葉が点在し、時期的には丁度良いかなと。
完全に紅葉したらノンビリ歩いていられないくらい騒がしくなるような気がしますので。







懐古園の中に、藤村記念館があります。
島崎藤村の作品や遺品、掲載雑誌や関係者の作品などが展示されていたり、
また、小諸を訪れたり滞在したことのある芸術家は多く、その人達の紹介や作品の展示などもあります。



  



それから、案内板に沿って郷土博物館と小山敬三美術館へ向かいました。
途中、酔月橋という橋を渡りましたが、その下が地獄谷だそうで...

酔月料金所を抜けると、寅さん記念館があります。
が、今回は入りません...











この博物館は遥か縄文の昔から近世に至るまで幅広い時代の展示品があります。
そして、郷土博物館、展示品もさることながら、屋上に出ることが出来、建物が三階建てで周囲に高い建物がないので、
浅間山を始めとする周囲の山々を一望出来ます。

続いて小山敬三美術館です。
普段なら美術館などには入らないのですが、セット券に含まれていたので、入ってみました。
小諸生まれの画家さんで、島崎藤村の助言で海外へ絵画の勉強に行ったという経歴の持ち主です。
小諸や浅間山を描いた作品が多く残されています。
















また、アトリエが記念館として美術館の隣にあります。
記念館の方は、入館は無料ですが、開館日が少ないので注意が必要です(事前にチェックが必要)

この博物館と美術館付近には、浅間山の大噴火で放出された火山弾などが、
解説付きで展示されています。











 



懐古神社の前を通り、まだ時間が少し残っていたので、懐古館に入りました。

懐古館の展示品の多くは小諸城関係のものです。
小諸城は武田信玄の築城とされています。













小諸駅へ戻り、ホームへ行くと、軽井沢行きの電車が止まっていました。
乗車して10分ほどで出発時間となり、軽井沢駅へ向けて出発、軽井沢駅に到着すると、綺麗な夕焼け空が...
懐古園出発を40分遅らせて、電車も1本遅らせたため、軽井沢での接続が30分待ちだったので、軽井沢駅を一旦出て、
歩道橋の上から写真を撮りました。















懐古園の出発を遅らせていなかったら見られなかった景色です。
そして、軽井沢〜高崎間の新幹線特急券と乗車券を購入しホームへ。
何でも、新幹線超満員だそうで...










まあ、軽井沢から高崎までは20分も掛からないので、どうってこともないですが。
もう一本、後発で軽井沢駅発の臨時があったようで、大宮や東京へ向かう人は、そちらの方に乗るようでした。
混みそうな時は、長野新幹線は長野駅から乗った方がいいのかな〜










ただの3連休なのにあんなに混むんだな...
というわけで、無事軽井沢駅を出発し、高崎へ到着しました。