2006夏 長野(松代)、松本、安曇野(穂高)

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(2日目)
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さてどこに行こうかと、観光パンフレットを貰い検討。
とりあえず松代城跡を手始めに、真田邸、象山神社辺りを回ってみようと歩き始めました。







松代城は、築城年代不明で、戦国時代には「海津城」と呼ばれていました。
北信濃に進出した武田信玄が山本勘助に築かせたものといわれ、当時の海津城主は高坂弾正昌信。















上杉謙信の攻撃に備え、川中島の要となるこの地に築かれ、川中島合戦で武田軍はこの海津城に集結、
信玄と謙信の間で長きに渡り行われる戦の舞台となったお城です。

お濠に架かる橋を渡り、正面の門を入ると更に門があり、門の入り口は真っ直ぐ突入出来ないように、ずれた位置にあります。







偶には記念撮影...











中に入ると、公園のようになっていて、海津城という石碑、展望台などがあります。



























松代城を跡にして、次は真田邸へと向かいます。
真田邸は現在無料で入れます、ということで勇躍向かったわけですが、
工事中のため、見学出来る範囲が制限されていますと(涙)

工事の足組の合間を縫って奥に入り、庭だけを見ることが出来ました。
完成したらもう一度行こうと思います。































続いて向かったのが象山神社です。
「ぞうさん」じゃなくて「ぞうざん」です... って、このあと行った長国寺で言われました(笑)











だって、象山商店街で「ぞうさんスタンプ」って書いてあったんだもん...
結局の所、象山と「ぞうさん」を掛けていただけなんですけど。







「象山」は、佐久間象山の象山、地元の人か、新撰組や幕末に詳しい人なら知っているらしいです。
私は知りませんでしたが...







佐久間象山の詳細はこちら...

http://www.zouzan.com/

Viva !! 丸投げ!!











さて、山寺常山邸で休憩をしながら地図を眺めていると、
松代駅で地図を見たときは遠いなと思っていた象山地下壕が、
すぐ近くに感じられ、それならばということで象山地下壕へ行くことにしました。











ガイドブックでは有料となっていましたが、行ってみると無料でした。
入る前に、どこから来ましたかということで県名を聞かれたので、しっかり群馬県と...

観光関係の調査か、行方不明になったときに何かに使うのか(笑)







基本的に、入れないところは柵があるので、行方不明はあり得ませんが、
コンクリートで固めてあるわけではないので、危険がないわけではありません。
ヘルメットが必須なぐらいですから...

本来なら番号札みたいなのを渡して、住所氏名くらいは書かせるべきだと思いますが、
きっと個人情報がとかそういった理由で出来ませんってなるんだろうな〜







というわけで、簡単な受付をして、ヘルメット着用義務があるということで、
ヘルメットを借りて被ってから、地下壕へと入っていきました。
前の方に数人いましたが、写真を撮りながら歩いているウチに独りぼっち。
岩肌剥き出しで薄暗い、しかも掘削工事が行われた時期と理由を考慮すると...

コェーーーーー







戦況が悪化した状況で、早急に工事を行わなければならないということは、
安全確保もままならない超特急工事で、かなりの犠牲者が出ているはず。
それを考えると、独りぼっちは...







しばらくは後ろから人が来ていましたが、一時期全く来なくなり、逆に戻ってくる人もほとんど来ない。
見学コースって500mだよな〜、だいぶ歩いている気がするけど、人が戻ってこないんだから、
まだまだ先があるんだろうと歩き続けました。
やがて、明るい光が遠くの方に見えてきて...
あれ、出口って入口と同じところだよな〜 あれは何だろう...







コェーーーーーー

途中に柵があり、行けなくなっていましたが、通気口か何かで外に通じているのかなと...
気温差と湿気で靄がかかり、ハッキリと先が見えませんでした。

九死に一生を得たとか、そんな感じのテレビ番組で、
再現VTRによく出てくるあのトンネルみたいな感じで、
幻想的だけどちょっと怖いといった感じでした。







トロッコの枕木跡があったり、掘削ロッドが置き去りにされたまま残っていたり、
非公開部分に書かれていた文字の写真パネルが展示してあります。







見学可能コースの一番奥まで辿り着き、そこから再び来た道を戻りました。
やはり、戻りの方が近く早く感じますね。















外に出ると、先ほどのまでの曇り空とは打って変わって、真っ青な青空。
ヘルメットを返却して、象山地下壕を後にしました。







さすがにこれだけ晴れると日焼けするので、日焼け止めクリームを塗りたくって、さーどうしよう。











長国寺まで行くのは遠いな〜
だけどさすがに行っておかないと、真田十万石の城下町に来た意味がない!!
というわけで歩きました。
京都みたいに短間隔でバスとか走っていればいいのですが、路線バスしかないので...


モーグタン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!







長国寺は真田家の菩提寺で、元は上田にあったものが、真田家が松代に移封になると同時に松代に移されました。

行事があるときは観光客も多いのかもしれませんが、普段は観光で訪れる人が少ないらしく、
研究ですかと聞かれました、たぶん研究目的なら詳しく説明してくれるんだろうな〜







霊屋とお墓は入り口に鍵が掛けてあります。
お寺に入って右側の建物が受付で、他に拝観者がいなければ鍵が掛かっているので、
お寺の人が案内してくれて、鍵を開けてくれるか、鍵を借りて自分で開けるかのどちらかです。
見学が終わったら、鍵を閉めるのはセルフで結構ノンビリしています(笑)







霊屋は2つで初代の信之と4代の信弘、当初は5つ並んで建っていましたが、火災で燃えてしまったということです。
お墓は歴代の藩主やその家族のものです。
付近に大きな道路もなく人も少ないのでとても静かでした。











本堂も声を掛ければ入ることが出来る... と思います。
私が行ったときは、ちょうどお寺の人が掃除をしていて

「上がって見ていく?」

と言われたので、せっかくだから上がらせてもらったので...







山田 真じゃないよ...











他にも真田家縁の寺社仏閣があったのですが、時間の都合で諦め、
次の目的地である松本へ向かうために長野駅へ行くため、歩いて松代駅へ戻ることにしました。

バスの時刻表を見たら時間が結構あるので、ゆっくり歩いていこうと...

途中、信号待ちで地図を見たところ、もう少し進むとバスの通り道らしい。
あー、乗る予定の1本前のバスがそろそろ通る頃だな、間に合うかな〜

と信号で待っているうちに、目の前をサーッとバスが通り過ぎていきました(涙)

仕方なく松代駅まで歩き、バス待ちです。







やがて到着したバスに乗り込み、長野駅へと向かいました。
長野駅へ到着し、ホテルに預けてあった荷物を受け取り、普通列車に乗って松本へ向かいました。